2010年  白山(8月5日〜6日)

<総括>  白山登山のポイント覚え書き

装備について
 ・一人ずつ、ほぼ一人前の装備(雨具・ペットボトル・食料・お菓子・予備服)を持たせたのは良かった。
 ・長袖シャツだけでなく、ウィンドブレーカーや防寒ジャンパーも必要。
 ・水分は一人2リットルは必要。白山は途中に水場があるので、そこで補給できる。
 ・懐中電灯は朝4時半まで使用。それ以降は明るくなる。白山ならヘッドランプは必要ない。
 ・ストックは好みによる。私は使わないが、おとーさんはこれで大分助かったようだ。
 ・白山は携帯電話はほとんど繋がらないので、あてにしてはいけない。

時期について
 ・夏山で絶景をねらうなら、梅雨明け後〜8月第一週がベスト。一番安定した時期だと思う。
  今回も、降りた次の日から天候が崩れ、「雲ひとつない・・・」という日はなくなった。(猛暑ではあるが。)

計画・スケジュールについて
 ・事前に申し合わせたことは、「グループをばらけさせない」こと。いつも自分以外の3人が視野に入る
  範囲内に居ること。このおかげで体調不良も遅れも乗り切れたと思う。
 ・登山の本やガイドブックの「所要時間」は休憩を含まない数字。これに昼食30分と、15分の休憩を
  多めに4回とすれば、1時間半多く見込まなければいけない。この計算で、白山は実質6時間は必要か。
 ・我が家の場合10時登山開始の予定は、遅めだが妥当と思う。
 ・ハプニングが多すぎた。怖かったというのが正直なところ。
 ・この「怖い」と思うのは、いつもネットの山岳関連のページで事故の事例をチェックしているせいだと思う。
  単独登山をしようという者は怖がりくらいでちょうどいい
 ・グループでは、事故の認識度の違いもある。今回はすべて結果オーライということで (^^;;;
 ・県内の人が気軽に登る白山だが、決してハイキング気分で行ける山ではない。トレーニングした上で
  準備万全で臨みたい。ただし、登山道は整備されてるので道迷いはないと思う。
  (ルートによる。マイナーなルートは人通りも少ないので要注意。気象条件によっては一般道も要注意。)
 ・登山帰りは温泉に入りたいところだが、車の場合、温泉に入ってしまうとドッと疲れが出るので中止。
  おとーさんには頑張ってうちまで運転してほしいので。温泉は電車で帰るような登山の時にしよう。



子どもが高2、我々親と遊んでくれるのももう最後かという時期に、
白山に登れてよかった。この県に生まれたからには、将来にわたり
接点があるだろう。大学や職場の仲間と 「登ってくるか」 という
機会もあるだろう。他県で暮らしても、戻れば必ず目にする山。
身体を使った体験は強いと思う。「あそこまで登ったなあ。」と思い
出すついでに、必死こいてた親の顔も浮かべばよし。家族共通の
ネタとして、夏がくるたびに笑えればよし。





2450mでプクプクに膨らんだ柿の種・じゃがりこ・クラッカー